Saturday, June 18, 2011

バブルの残党


たくさんの人に助けてもらいながら会社を作っているのだが、その中でもバブル期に大学生~社会人3年目くらいだった40前後の方が周りに多い。

勢いのある時代、やんちゃな事をやって若い時に成功体験を積んだ人たちだ。クラブ(ディスコ?)イベントの胴元をやってた人がやたらと多い気がする。バブルがはじけた後も、枠の中に収まらず思い切った生き方をしている。組織の中に収まらず、自分で何かを作り続けて、仕事でもプライベートでもエネルギッシュに動いている人たち。

もちろんこの世代以外にもいるが、時代背景がらバブルの残党たちは元気な人が多い気がする。自分も10年たった後も、大人げない大人であり続けたい。



Sunday, June 12, 2011

セレンディピティ

5年前に、友人とNYにいったときに連れて行ってもらったカフェの名前が「セレンディピティ」だった。同名の映画の舞台となったカフェ。この時、始めてSerendipityという英単語を知った。それ以来、この単語は最も好きな言葉になった。

Wikiを見ると、 Serendipity is when someone finds something that they weren't expecting to find. とある。続けて The word has been voted as one of the ten English words that were hardest to translate in June 2004 by a British translation company とあることからも、どうやら、英語圏特有の概念らしいらしい。
「必然的な偶然の出会い
自分の中では勝手にこう解釈している。人生はセレンディピティがあるから楽しい。人生を形作る多くはセレンディピティなんじゃないだろうか。7年前、大学に入った時、3年前、新卒で会社に入った時、こんな人生になるなんて全く予想していなかった。でも全ては色々な人との出会いの中で影響を受け、価値観が少しずつ変わってきて、今がある。一つ一つの出会いは偶然。だけど、その偶然が重なって今がある。振り返ると、多くの出会いが必然のように思える。

計画された、目標をおいた人生はよりも、偶然の積み重ねの人生の方が楽しい。いつからかそう思うようになった。


日曜日の夜


日曜日と月曜日の境目の時間。最近は一番心落ち着く時間。

1週間のなかで唯一日曜日の夜は決められた、型にはまった生活をしている。
夜の8時30分、終了ぎりぎりの区民スポーツセンターに飛び込み、30分だけ汗を流す。家に帰って、ソロモン流→情熱大陸とニ本立て続けに同じようなテレビを見ながら夜ご飯を食べる。そして、オフィスに移動して、一週間を振り返り、一週間を予定する。そしてそのまま椅子で眠る。

毎日、毎日何かが変わる刺激的な生活の中で、この時間が一番落ち着く。


Tuesday, May 24, 2011

藤岡みなみに学ぶ

久々のブログの更新です。

最近、色々な方と話をする機会を頂き事業家としての生き方を考えさせられます。

世界をより良くするために事業を営む人、顧客に価値提供をするために事業を営む人、自分の想いを形にするために事業を営む人、自分の生きている証を刻むために事業を営む人、自由に生きるために事業を営む人。

自分にとって何のために事業を営むのか、事業を成長させるのか、考える機会が増えました。自分の性格・嗜好性を考えた時に事業を営む理由と、現在の事業拡大に向けての方向性は必ずしも一致しない所もあり、悩むところがありました。

そんな時、好きなアイドル、藤岡みなみさんがブログでいいことを言ってまして、なるほど!とすっきりすることがありまいた。


「愛は意志だ」

愛は情熱のもとに
しかしじつは
客観的で、冷静で、責任ある仕草なのではないか。
あくまで情熱のもとに。
結婚したことないけど
「お互いが成長(=変化)し続けるなかで」「愛すると決めること」
これが誓いの正体であると乙女は信じている。

~~

愛せなければ、愛することを決められないのであれば、
卒業したほうが健全なものは、多いかもしれない。

愛とは健康的な執着である。



彼女の言葉というよりもは 三浦綾子著『氷点』の引用ですが。

善悪や優劣ではなく、「決める」意思、そして「執着」し続ける意思こそが、愛であり、生き方であり、リーダーシップといった答えのないモノの本質なのでしょう。そしてその意思とは、一種、自発的な自己暗示を元にしているのだと思います。

自分が事業を営む理由を探すのではなく、「決める」ことにしました。世界をより良くするために、頑張ります。


引用した藤岡みなみさんのブログです。素敵な文体の方です。
http://373panta.blog9.fc2.com/blog-entry-103.html

Thursday, November 4, 2010

青さびが好き

久しぶりのエントリーになります。別に書く時間がないわけじゃないのですが、いつも後回し後回しでなかなかかけませんでした。とりとめもなく、文脈もなくですが、久々にブログを書く気になったので。

ようやく生活もひと段落してきました。サイトもリニューアルし、順調にユーザーも伸び、新しい試みもいろいろと出来る体制が出来てきました。

プライベートの時間もちょっとづつ出来てきて、tokyo designers week 2010 や 多摩美際に行ったり、飲みに行ったり、ちょっとつかの間の休息を味わっています。

今デザインをお願いしているCOOSYさんのおかげでちょっとデザインの感覚、を取り戻してます。やっぱり、回りにいる人の影響を受けやすい僕は一緒に働く人って本当に大切だなーと実感。

デザインでこんなに会社は変わるんだと感動。それとは関係ないですが、この前Coosyの社長さんと飲んでいた時の会話で「青さびが好き」という話を聞いてやたらとウキウキしました。素敵な出会いにほんと感謝です。

何を書きたいのかよく分かりませんが、最近はちょっと平和です。

Saturday, August 28, 2010

クレージーな人たちに乾杯

人生を揺さぶる広告に出会いました。Appleの1997年の広告です。
 Think different

クレージーな人たちに乾杯。はみ出し物、反逆者、厄介者、変わり者。物事が世間と違って見える人。ルールなどわずらわしいだけの人。現状など気にもしない人。彼らを引き合いに出すことは出来る。否定することも出来るたたえることもけなすことも出来る。

 出来ないのはおそらくただひとつ―彼らを無視すること。なぜなら彼らは物事を変える人だから。人類を前に進める人だから。彼らをおかしいと評する人もいるけれど、我々はそこに天才の姿を見る。なぜなら、世界を変えられると信じるほどおかしな人こそ、本当に世界を変える人たちなのだから。

Here’s to the crazy ones. The misfits. The rebels. The troublemakers. The round pegs in the square holes. The ones who see things differently. They’re not fond of rules. And they have no respect for the status quo. You can quote them, disagree with them, glorify or vilify them. About the only thing you can’t do is ignore them. Because they change things. They push the human race forward. And while some may see them as the crazy ones, we see genius. Because the people who are crazy enough to think they can change the world, are the ones who do.


”スティーブ・ジョブズ・脅威のプレゼン”を読んでいて、その中で引用されていて知りました。

スティーブ・ジョブズがいなければ今の自分はないと思っています。Follow your heart and intuition、ブログタイトルのこの言葉があったからこそ自分の人生は自分で切り開いていこう、という決断が付きました。クレージーな生き方を選んだ人々を、強くCheer upしてくれる今日であった言葉、大きな支えになりそうです。

Sunday, July 4, 2010

失ったもの

この1週間は猛烈に消耗しました。

変化・進化のスピードの早さはベンチャーにとって最重要事項です。振り返ってみて、この3ヶ月合格点をもらえる変化を遂げてきたと思います。

一方で変化が早いと亀裂も生じます。

大切なものを失いました。失ったのは結果であって、その原因は「感性」を失っていたことじゃないか、と思います。時間と結果に追われていて、どうしても気が回らなかった部分が大きいです。それが行動に現れているのだと思います。

かといって、止まることも出来ません。

「感性」を取り戻しつつも、前を向いてこれまで通りに走る。仕事だけの人間にはなりたくない、一方で世の中に対してユニークな価値を生み出していきたい。

簡単ではないですが、両立したいです。

「愚者は経験に学ぶ」 

失ったものを取り戻せるか、それは分かりません。ただ、少なくとも経験からは学べる人間でありたいです。