Saturday, December 26, 2009

CA




SFO到着後、Stanfordへドロップインし、
時差ぼけの中LAまでドライブ
 
で、、、ユースホステルで爆睡。
@サンタモニカ
 
 

Thursday, December 17, 2009

Logicool


 
最近身の回りに急速に増えたブランドで、ロジクールというPCの周辺機器を作ってる会社の製品があります。Webカメラ、ワイヤレスマウス、ワイヤレスキーボード、2.1chサラウンドシステムなどなど
 
スイスに本拠地を置くこの会社は最初はマウスの製造メーカーとして、拡大してきて最近ではPCの周辺機器ではバッファローやエレコムと並ぶ大手のようです。(どちらかというとガジェットよりでバッファローのような半導体系は扱ってないみたいです)
 
ロジクール、何がいいって
デザインがよい!、そして安い
 
黒をベースのモダン系のデザインです。
  


写真だとちょっと見えにくいんですが、この会社のデザインですごいなーと思うところは黒でも素材の使い分けで光沢だったり彩度を調整してるところです
 
光沢が強い黒だけだと、いかにもなやりすぎ感がでてチープになりがちだったり、逆に光沢を落とすと落ち着きすぎて暗くなってしまう、という難しさがあると思うんです。が、そこを素材の組み合わせにより複数の黒を演出してポップな印象を作り出してるところがうまいなー、と思います
 
無印(原研哉や深沢直人)やアップルの白の使い方に非常に近いものを感じます
 
価格帯で行くと非常に安いものなんですが、デザインの良さから気兼ねなしに買ってしまいます(もちろん品質はよい!)デザインがブランドのポジションを決めるってつくづく思ういい例です

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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愛用のラップトップがThink Padのx200なんですが、部屋ではウルトラベースに乗っけて基本的に周辺機器を、UBの拡張端子につないでほぼほぼディスクトップ的に使ってます
 
残念なことにウルトラベースにHDMI端子を搭載しておらず、DisplayPortという(利用がオープンな)規格です。LenovoケチらずにHDMI乗っけろよって感じですが、とりあえず今DisplayPortをHDMIに変換する術を考えてます
 
このブログ読んでるギークな方、ご享受下さい。。。
 
(ちなみに、なぜかこのブログ、富士通、NEC、日立のサーバーからのアクセスがやたらと多い。知り合いいないのに・・・)

Tuesday, December 15, 2009

プレゼンテーション Zen

 
年末、やることは多々あります。膨大に書き出されたTask Listに向かうと、終わるのか多少不安もあります。
 
が、やっぱり本は読まないと。
 
というつもりはなかったんですがOAZOの丸善にふらっとよってしまったが最後、数時間立ち読みして、しまいました。何を思ったか、勝間和代の本などを読んだりもしてしまったんですが。。。
 
勝間和代の本。個人的にはあまり好きではないのですが、言ってることにはとても納得感はあります。過去の成功体験を自分で作ったフレームワークに当てはめ、一般化する手法は、見習いたいものです。彼女の本は何がいいって、メッセージがシンプルなので10分あればほぼ読めて理解できるところです。
 
勝間和代はおいといて、2冊いい本に出会いました
 
・ Presentation Zen
 


アップルでエバンジェリストを務めていたガイカワサキの本です。ガイの " The Start Of The Art"(邦題は起業完全マニュアルと何ともイケてない)は私のバイブルです
 
プレゼンテーションのハウツー本です。が、コンサルで習ったスライドの書き方とは180°方向性が違います。ポイントは


① スライドはあくまで演出の1つ、
  それだけでは言いたいことは伝えられない

② ヴィジュアルは重要な構成要素。
  メッセージとの整合性のとれたピクチャーを大胆に利用すべき

③ デザインがすぐれていることは
  メッセージを伝える上で重要
 
 
コンサルのスライドは観ていてわくわくすることはありません。もちろん数千万ってフィーをもらって分析してその結果を伝えるものだから、ファクトをしっかり伝えることに注力すべきなので味気のないグラフとスキーム図(構造解説図)がメインになるのはわかります。ただ、強いメッセージを持つプレゼンの場合はPresentation Zen 的手法は非常に効果的だと思います
 


 

・Free
 

 
クリス・アンダーソンは”ロングテール”の著者です。こっちは立ち読みでは読み切れなかったので購入。Freeってタイトルだから無料で配布してるのかなーと思ったらしっかり1900円しました。。。

Webサービスの一番のネックはマネタイズですが、この本は無料サービスを上手につかってマネタイズする戦術を体系的にまとめている・・・らしいです
 
ユーザーの行動心理がリアルの世界と全く異なるWebの世界で、どうやって永続的にいいサービスをユーザーに提供し続けるのかを示してくれる1冊なのではと期待してます。いいアイディアがあればどんどん活かしていきたい
 
 
 

Saturday, December 12, 2009

高校の同窓会

 



高校の同窓会がありました、
なんと渋谷のSUSで
 
富山県の高岡高校という高校の01卒~03卒までの3世代、計20人強もあつまってなかなかの盛り上がりようでした
 
パッと見、全然かわらないなーって安心できました。昔の先生や当時の恋愛話も、普段全くすることのない会話でなごみました。地元愛って当時はほとんどなかったんですが、年をとるにつれ大きくなってきてます
 
最近24時間ONだったので、久々に思いっきり飲んでのんびりできるいい休日でした

Thursday, November 26, 2009

Stave Jobs

 
TechCrunchの記事で感動
 
今年の感謝祭の感謝はスティーブ・ジョブズに捧げたい―1997年のAppleへの帰還はきわどかった

Steve JobsがAppleに戻らなかった世界は今よりずっと楽しくないものになっていただろう。Jobsはふさわしい地位を歴史上に与えられるべき伝説的人物である。この感謝祭を機に、私はSteve Jobsに感謝をささげたい。皆さんも同感だと思う。
 

自分がいなかったら、世界はもっと楽しくないものになっていたかもしれない。こうやって言われる人になりたいです
 
 
,

Tuesday, November 24, 2009

SFC ORF - Open Research Forum 2009

 
六本木ヒルズ40階をワンフロアすべて貸し切って行われている

SFCの研究発表会 

ORF

に行ってきました。2日連続で。
 
SFCの研究成果は三田祭に比べてはるかに面白い。というのは、3つの点で
 
①アウトプットが形になってる、論文じゃない(ウェブサイトだったり、プロダクトだったり、プログラムだったり)

②できたものが実用性に耐えうるもの(マーケットテストを実施してる)

③特にエッジのきいたものが多い(21_21で出展されているプロダクトだったり、natureに載った研究だったり)
 
 
驚いたことは、

①iPhon率の高さ、おそらく70%以上
②Twitter率の高さ、会場が専用Twitterとリンクしてあった。
 
雰囲気はこの前いったウェブ系ベンチャーのカンファレンスに非常に近いものがありました。 

ORFの中でいくつかカンファレンスが用意されていてそのうち

”グローバルリーダーは育てることができるのか?”

とうセッションを見てきました

●石倉洋子(一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授)
●和泉法夫(新潟大学脳研究所統合脳機能研究センターデジタル医学分野特任教授/前日本SGI代表取締役社長 CEO/元米国シリコングラフィックス社上席副社長)
●磯部克(テクノサーチ株式会社代表取締役社長(元 日本ガイシ株式会社 副社長))
 
なかなか豪華です、パネラー
 
内容も面白かったです。ここで出ていたグローバルリーダーの要件を7つまとめると

1、英語力(言わずもがな、だけども難しい)
2、人間力(教養があるか、帝王学を身に付けているか)
3、実行力(現場感覚がどれだけあるか)
4、継続力(成果が出なくともどれだけ続けれるか)
5、先見性(時代の先をどれだけ見通せるか)
6、体力(国際間の移動、違う人とのディスカッションはかなりすり減るらしい…)
7、適応力(和食がないとムリ!って人はグローバルには活躍できない、と)
 
と。英語、、、当たり前ですが重要ですよね。ビジネス英語って現場でないとどうしても鍛えられないからなー、難しい。帝王学に至っては…一般人はそんな教育受けてないですよね。
 
でも、まっとうな話でした。
特に時代に古い固執せず、新しいものを追い求める姿勢が大事って、ある意味ラディカルな意見にはとても背中を押された思いでした。 
 
素敵なカンファレンスでした
 
以下、自分用のメモ
 
■石倉洋子さん
 ・T字型が重要
 ・最低限の知識がないといけない
 ・色々な原体験を持っていることが何よりもの強み
  -世界にはいろいろな人がいる、いろいろなものがある
  -同じ人と同じ場所でやっているよりも世界で人と交わるべき

 
■和泉法夫さん
 ・システムの変化…時代は変化する    
  -システム中心の世界  
  -PC中心の世界     Web1.0
  -ネットワーク中心の世界 Web2.0
  -コンテンツ中心の世界  Web3.0
 ・Googleの本社を俺のものにする、という気概
  (mountain viewのHQsはシリコングラフィックの本社だった)
 ・時代背景をみる眼…その通り
  →育ってくるには10年~20年はかかる
  →時代を読むことは困難、大事なのは keep running
 ・楽天が水脈を掘り当てて、他の大手が撤退したのは楽天がベンチャーだったから(CFがとても小さくて済んだ)
 ・哲学を知っている、持っていることはとても重要
 

■磯部克さん

リーダーは確固たるグランドデザインを自分の中に持っており、人に魅力的に語らなければいけない
リーダーは自分の人間性によって人を魅了しなければならない

<建学の精神>
①高潔で明朗闊達な人材の育成
②基礎学力の徹底した習得
③健全な身体、強靭な意志の
④学問の楽しさを知る教養豊かな人材
⑤日本の伝統。文化に立脚し、国際社会で活躍できる人材
 

・自分の考えを持ち、それを的確に表現でき能力
・全ての人に尊敬と非違をもって接する
・自分の行動に規範を持ち、そのことは行使により普遍である

Sunday, November 22, 2009

Twitter と Blogger の使い分け

 
なんとなく思ったことをTwitterでつぶやくようになると、Blogってどうしてもきちんと書かなきゃって思ってしまいます。
 
Blog:自分の考えをきっちりと発信するメディア
Twitter:自由に思ったことを発信するメディア

と、きっちりと機能分けされた気がします。
 
■ Twitter雑感
 
渡辺千賀さんも書いていましたが、日本語のTwitterは情報リッチになりすぎる嫌いがあります。だからあんまり情報量の多い人のつぶやきを読む気がうせてます
  
慶応の経済学部人気ゼミ教授、池田信夫先生とかその代表。内容はこいいんだけど読むのがメンドクサイ。。。勝間和代は会話がプライベートすぎてよく分からん・・・。
 
ホリエモンはなかなか好感持てます、素な感じが。
  
それにしてもこれだけTwitterブームなのに友達でTwitterやってる人をほとんど発見できません!このブログ見た方でTwitterやってる方、教えて下さい
 
@yasukane フォローミー!(定型句だけど、言うの恥ずかしいw)
 
■ Blog雑感
 
最近めっきり書いてる友人が減った気がします。一時のBlogブームはSNSにreplaceされてしまった感もありますが、Mixi blogですら書く人が知人では超限定的。社会人になると書かなくなるのかな。どちらにしろ残念
 
友人はプロフェッショナル系が多いんですが、どうやらあまりwebの世界に住んでる人がいないようです。…純粋にみんな忙しいんですよね。なんか俺が、暇人のようですが。
 
 
■ ふと思う
 
コレだけ、やれTwitterブームだ、やれYoutubeブームだって世の中にぎわってますが、普及率で見ると低いんじゃないか疑惑。RSSを使っている人は8人聞いて2人でした(世の中的には1割もいなさそう)やっぱりウェブの世界ってオタク向けのような気がします。そんな世界がすきなんですがねw
 
 
 
 
 

Friday, November 20, 2009

ベンチャーカンファレンス

 
友人の友人が運営している語学学習サイト

lang-8

にアカウント登録しました。ユーザーが9万人いて、なんとユーザーの7割が外人。世界190カ国以上に会員がいるという素晴らしいサービスです。何がすごいって、同じ1984生まれの25歳。またいつか、取り上げます
  
記事にもなってます
 
(それにしても84世代って熱いのではないか、と最近思う。1Q84もさることながら、マッキントッシュの誕生した運命の年です。84世代のスター、Mark Zuckerbergを目指したい *facebookのfounder)
 
とりあえず、そこで“しばらくは”英語日記を書いてみてますので、そこのを転用。おそらく後数回で終わると思いますw

 
I joined a venture conference,"Bridge 2009"
http://bridge.weblogs.jp/

More than 100 people related with JP startups and VC came the event.

Thanks for respectable senior friend, Jun Koizum, he introduced me a capitalist who invest Jun'z company. He led more than 2 companies to IPO, and i believe Jun's company would be the next.

We discussed about my plan more than an hour. Main topic was how to step in B2B market as a new player. He concluded it takes time to penetrate new service to the small business market because the small business player doesn't reasonable comparing with establish corporation or individual. On the other hand, he totally supported my business market and way. What the key advice is

1. To make reliable brand
2. To offer overwhelm usability
3. In the primary phase, we should compete in red ocean

The system it's self doesn't matter for the users, like Uniqulo's SPA. They would choose the the supplier just for price, usability, and reliability.

--- What i miss understood was users like to choose just one way"仕様" from wide range of options. But i need to conform the concept. His hypothesis is they wish to choose simply options but they wanna get obvious and profitable experience. For us, he gave us 3 strategies.

1. One price.
The clear price doesn't mean who get how margin. it is just simply price.
2. Simple variation.
3. To make opinion leaders understood that our price is absolutely low price

It was wonderful time, special thanks for Honma san and Jun san and Taniguchi san.

Wednesday, November 18, 2009

Digital Catch Up

久しぶりのエントリーになりました。色々書きたいことがたくさんあるのだけど、まとめて時間とらないとかけなさそうです。
 
さて、今日前々からやらなきゃやらなきゃと思ってることをまとめてやりました。タイトル通りキャッチアップです
 
①Facebook,Twitter

・今更ながらTwitterに参加
 …IDは昔取ったんですが、完全に乗り遅れてました
・FacebookとTwitter,Flicker,Tumblrをシンクロ
 …Mixiができなかったorz
・FacebookとTwitterでの友人整理、フォロー等
 …ようやくオバマをフォローしました

②Google

・Google RSSでのチェックブログの整理
・Google Trendで遊ぶ
・Google Labの中の機能で遊ぶ

ウェブの世界の進化スピードってものすごいですね。うまく使えば情報取得と情報発信がほんと効率的になります。もう5年くらい前からあるのに何でRSSを使っていなかったのか本気で後悔してます。(でも、意外に使ってない人多そう)
  
それと、やっぱり英語をfluentlyに使えないと不便だな。ドラクエとかであった、つけると英語レベルが+5くらいになる魔法のネクタイとかほしい!

Saturday, October 17, 2009

メモ

御苑にあるデザイン会社
 
Takram
 
 

Wednesday, October 14, 2009

ついったー婚

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0908/24/news022.html
 
>Skypeで結婚を申し込んだ。chanmさんは「じゃ、そういう方向で」とOKの返事をしたという。プロポーズの言葉は何だったのだろうか。2人とも「覚えていない」と笑って話す。「Skypeのログを調べれば、分かるかもしれないけれど……」

Tuesday, October 13, 2009

コーポレートコレクション

 
先日、森美術館が主催するMAMアートコースに参加してきました
 

  
第8回 「企業と文化の関係」

グローバル化が進む現在、世界のアートの状況も政治・経済の動向と歩調をあわせ、中国やインドなどへの新興国へ関心が集まり、新たな富裕層によって昨今の現代アートバブルも生まれて来ました。ただし、100年に一度とも言われる経済危機のなか、アートを取り巻く環境は厳しい状況へと向かっています。1990年代初頭に高まりを見せた企業による文化支援や文化活動も、その方法や規模は多様化しつつあり、芸術本来の創造的なエネルギーをどのように企業利益に繋げることができるのか、現在の環境はまさにその正念場といえるでしょう。本講演では、1970年代以降の西武美術館の発足とそのミッションを振り返りつつ、今後どのような企業と文化の関係が考えられるのか、辻井喬氏の視点を通して考察します。

 
こんなコースです。内容自体は、大学の講義みたいな雰囲気でとても眠い感じでした…が、1つ収穫がありました
 
スピーカーの辻井さんは国内初のコーポレートコレクションを扱う西武美術館の館長になられた方でした(堤家のコレクションではない)
 
コーポレートアートっていいかも!
 
日本ではコレクションというと、多くは成功した創業者が趣味で行うケースが多いです。原美術館、川村記念美術館、ポーラ美術館などです
 
一方で海外ではUBSコレクション、モルガンスタンレーコレクション、IBMコレクションなど企業保有の美術品が多いです
 
コレクションをコーポレートで集めるよさは3つあります
 
①適正価格での購入

美術品は実質的には投機対象です。特にバブルでカネ余りの際には瞬時に価格が高騰します。一方で、今のようにデフレの時代には最初にカネが引いて行き大暴落します。結局キャッシュを生み出さないので、本当に需給だけで価格が決定される、究極の嗜好品という性質を持っています。
 
90年のバブルの頃、幼いながらにも日本人が世界中でゴッホやモネなど有名印象派の作品を競り下ろしていたニュースは覚えています。価値を適正評価できないが金はある、という富豪が自己満足のために買いまくった結果、数年後残念なことになってしました。
 
一方でコーポレートでの投資では、投資家の存在もあり湯水のように金を使い、ほしいモノを買うことはできません。しっかりと、割安だが価値のあるものを探し出し、購入する必要があります
 
西武では70~80年代にかけて、ウォーホルやリヒテンシュタインの作品をずい分買ったようです。その後、価格高騰後は買うのをぴったりやめた(数十億円と株主に絶対説明できない価格なので)ようです

②企業のデザイン力向上
 
西武では上記のような活動のおかげで、アーティストやデザイナーが多くあつまり、そこから無印ができたようです
 
アートに力を入れることでTalentedな人があつまり、企業全体のデザイン力向上に役立つようです
 
それに、働いている方もカッコイイ会社の方がいいですしね

③若手アーティストの育成

社内に有能なキュリエーターを保有し、有望な絵画を購入する。このサイクルが若手アーティストに資金を提供し、良いものがどんどん生まれていく。(また異常な高値を防ぐマーケット機能も果たします)

ある意味、アート界のベンチャーキャピタル的役割にもなりうるのではないでしょうか

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ちなみにですが、僕はMoMAにコレクションルームを持つ、というとてもミーハーで現実離れした夢を持っているのですがコーポレートコレクションとして持てたらどんなにいいか、と最近思っています

 

Monday, October 12, 2009

セールスフォースのシステム活用法 クラウドフォース②

クラウド恐るべし
 
最近サービス開始に向けてシステムを構築しています
 
大きく4つのシステムが必要でざっっくりと要件定義したうえでSIerの方と話をしたところ、400~600万円程度で、開発開始から3ヵ月後くらいにはテストが行えるだろう、という見積が返ってきました。
 

同じ内容のものをセールスフォースのアカウントエグゼクティブと話したところ

なんとイニシャルコスト0円、ランニング20万円/年でした。それもキックオフの1週間後、2回目のミーティングまでにはテストページを作ってくれていました
 
セールスフォースの価値


 
セールスフォースの強みはDBの自動処理とDBの紐づけ、のようです。インターフェイスや中の構造は自由に、かつボタン一つで設計し、作ることができるようです。
 
その上で、処理されたデータを見える化(グラフなど)し共有できる。
 
つまりセールスフォースの価値は以下の2つのようです
 
①DBの処理、紐漬け
②DBの見えるか、共有

セールスフォースの使い方
 
多くの企業はセールスフォースを使うときデータの見える化による業務効率向上を目的として導入していると思います。上でいくと②ですね。セールスフォースの売り込み方も「営業支援ツールの導入」ですし。


 
しかし、スタートアップの場合はこちらよりむしろ①の方が大きな助けになります。

①の活用により、

・簡易のERPの構築
・メインサービスのシステム構築

などをたったの数十万円でできます。これまで導入には数千万円以上の投資が必要になり、中小では持つことができなかった大きなシステムをイニシャルコストをかけずに構築できて、さらにテストを行うにもサーバーもいらなければ大規模な調整も不要になる
 
まさに夢のサービスです
 
SVではWebサービス開発のためにアマゾンのEC2/S3がスタートアップの強い味方になっていると聞きます。しかし我々、文系のスタートアップ(?)は高度なシステムを作ることはできません。
 
できることは新しい「仕組み」を構築することです。そして、仕組みをスケール刷るためにはコンピュータシステムは不可欠です。セールスフォースは、資金力も開発力もないスタートアップがスケールするための大きな助けになるかと思います
 
ベンチャーの皆様、ぜひ導入を検討してみては?
 
 

Sunday, October 11, 2009

シルクドソレイユ ZED

シルクドソレイユ@ディズニーに行ってきました。
 
すごい!!!
 


最初から最後まで口が開きっぱなしでした。
 

 
元オリンピック選手がフツーに演じてます。
完全に人間離れした動きでした。
 


そして、衣装や演出が素晴らしい!!!
ほんと、綺麗でした。
 


ストーリー性や音楽の演奏もあって、
オペラ × サーカス × ブロードウェイ
なんですかね。
 


ディズニーシーより夢の国でした
オススメです 
 
(写真は公式webサイトからとってきてます)
 
 
ちなみに、、、一昔前話題になった
「ブルーオーシャン戦略」というINSEADの教授が書いた経営本のケーススタディーとして取り上げられてました
 
“シルクは一般のサーカスとも、伝統的なパフォーマンスとも趣が違い、ライバルの動静にはまったく関心を払わなかった。従来は、課題によりよいソリューションを見出して、つまり、より楽しい、より心躍るサーカスを提供して、ライバルの上を行こうという考え方が主流だったが、シルクはサーカスの楽しさと興奮はもとより、パフォーマンスとしての知的洗練度、豊かな芸術性をも追求して、課題そのものをまったく新しく設定した。こうしてパフォーマンスやサーカスの垣根を打ち破り、サーカス愛好家だけでなく、サーカスには関心のなかった大人の観客についても理解を深めたのである”

 
何よりも見る人をワクワクさせるショーでした。
こんなサービスを自分も作っていきたいなー
 

 
 

Tuesday, October 6, 2009

「あちら側」の世界の人

先日友人の紹介で梅田もっちー的にいうと「あちら側」の世界 の人にお会いしてきました
 
学生時代に

ミルクカフェ
 

 
したらば掲示板
 
を作ったそうです。しばらくは会社勤めだったみたいですが、最近独立されて
 
nanapi

というとてもインターフェイスがナチュラル(?)ないい感じのサイトを立ち上げたようです。

抜群のあちら側センス
 
作ったサービスや機能で、自分がいいなーと思ったものではずしたことがない、とおっしゃっていました。逆にユーザーの声を吸い上げて作ってみたサービスは結構、ウケがよくないものが多かったらしいです
 
アンケートやインタビューから出てくる生の声は以外に当てにならないと。ネットのように、まだない全く新しい機能だとユーザーの中でも何が欲しいか中途半端にしか定まらないんでしょうね
 
一方で、ユーザーとしてあちら側の世界の人間を知り尽くしてて、かつ自分自身もその最先端をいっているから、ユーザーが何を欲しているかを知っているみたいです
 
驚いたのが、サービスを本格的にローンチして1ヶ月で100万PVを超えたようです。それも聞いてみるとマーケティングをしっかりてました。どこで何をすれば感度の高いユーザーにリーチできるかを完璧に把握してたからこそなせる業なんでしょうね。
 
そしてTwitterとライブドア、恐るべしでした。
 

わくわくスピード
 
企画書を一日で書き上げて(結構しっかりしたモノでした)
 
2週間後にはβサービスを公開、
 
機能の追加も3日くらいでやってのけちゃう、
 
お手本のようなスタートアップのスピード感を持った会社でした
 

誰のポケットにお金がある?
 
ウェブサービスでよくあるのはお金の取り方がわからない!ってパターンですよね。結局取り方わからないからユーザー課金するか広告収入取るかに落ち着いてしまう。
 
でも実際に広告収入で成功してるウェブサービスなんて1%ないんじゃないんですかね(ものすっごい感覚ですが)課金にしろ相当スバラシイサービスじゃないとなかなかできないでしょ。ケイタイに比べると難しい気もします、カード決済だし、無料サービスで優良なサイト多いし。
 
ここでも、しっかりとビジネスモデルがありました。広告でも、課金でもない。コンテンツを売るという発想
 
そんなこんなで

いやー、あちら側の世界でのビジネスって、あちら側のセンスを持ってないと難しいんだなーとつくづく実感。そして、あちら側の凄い人をみてちょっとにやけてしまいましたw
 
 

Sunday, September 20, 2009

Friday, September 18, 2009

OBar

昨日大学のサークル関係者が月に1回つどうバー

OBar

に参加してきました。サークル関係者は素敵な人が多く行く度に、刺激になります

毎回ゲストスピーカーを呼んで話をするのですが、今回はGoogleのProduct Managerに来ていただきました。

Googleのイノベーション

Googleは20%ルールという時間の使い方があって、業務の20%はSomething Newの創造にあてなければいけません。そこから、素晴らしいサービスがたくさん生まれているのですが、ここで興味深い話がありました

何かを生み出すときには

マーケットイン(ニーズの汲み取り) か プロダクトアウト(エンジニアの発想) か

の2通りのアプローチがあります

どちらがヒットサービスを生み出す確度が高いか、という話ですが、予想ではグーグルの社風を考えるとプロダクトアウトなのかなーと思っていました

小さなヒットはマーケットイン(顧客の検索結果の解析など)が多いようです

イノベーティブなサービスはプロダクトアウトのようです

不満を解消すればヒットの確度はあがりますが、現状の延長線上になってしまいます。google mapのスムーズな移動ように過去にない画期的サースはエンジニアの想像力がモノをいうようです


儲けは考えない

GoogleのProduct Managerの立場から、新しいサービスを考えるときに売上や利益の話が出ないらしいです。あくまで、ユーザーが喜んでくれるかどうかが論点とのこと

オンラインのB to Cで成功する企業に共通する要素のように思えます。新しいスタンダード、の考え方になっていくのでは

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自分も1月に主催するのですが誰を呼ぼうか、とても迷います
ビジネス路線で行くか、ソーシャル路線で行くか、デザイナー路線で行くか、アート路線で行くか。。。共同開催の友人と相談しないと

Thursday, September 17, 2009

ブログ進化論

9月1日よりしっかりとブログを書き始めたのですが、書き始めて面白いなーと思うことがいくつかありました

最新の解析ツール導入

昨日からアクセス解析ツールをつけてみました。

Site Meter という無料ツールです。海外のBloggerユーザーで使っている人が多く、評判もよかったというど素人な導入基準です

できることが色々ありまして主要な解析機能をあげるとこんな感じです

1.訪問ユーザーのIPアドレス
  (Server name, Global IP, Server location, etc)
2.ユーザー別の訪問回数(VPとユニーク)
3.ユーザー別の滞在時間
4.ユーザーがやってきた経路(検索ワードなど)
5.ユーザーが入ってきたページのURLと出て行ったページのURL
6. 1週間、1ヶ月、1年でのPVとユニークユーザーの推移
7.現在の滞在者情報

以前2年間くらいこまめにアメブロでブログを書いていたのですが、その当時あった解析ツールからは創造もできないくらい優れた機能がついています

小さなフィーバー

解析ツールをつけた、その日に書いたエントリーが、クラウドフォースジャパンのエントリーでした。この時偶然が重なって面白いコトがおきました

面白いことその1 検索エンジン

なんと、グーグルで”クラウドフォース”だったり”クラウドフォースジャパン”とググルと1番上に出てくる(今は3番目になっていました)…それも58万件もヒットする中で。

ただよくよく見てみると、”クラウドフォース”というワードが完全一致するサイトは2件しかありませんでした。ただ、その日テレビでも多数取り上げられ話題性は高いワードでした

面白いことその2 ページビュー

その結果、友人にはほとんど知らせていないこのブログのPVが400を超えて、ユニークユーザーでも300人を超えました。おそらく普段のPVはせいぜい4,50がよいところなのではと予想しています

おとずれて頂いた方の大多数がグーグルで「クラウドフォースジャパン」もしくは「クラウドフォース」という検索ワードでエントリーから入ってきていただいています

サーバー名はIBM,HITACHI,PANASONIC,NECなどで、おそらくシステム担当者やイベント出展企業の担当者が業務中に調べてる時(もしくはおさぼりしている時)に見つけたのかと思います

面白いことその3 ニーズ

解析ツールを見て、ブログの即時性ってすごいなーと感心していたのですが、途中で気づいてしまいました。

平均滞在時間 1分弱

8割の方が20秒未満で、2割の方がしっかり文章を読んでいたようです

これは仮説ですが、おそらく多くのビジターはクラウドフォースジャパンのイベント概要だったり、中での様子を知りたかったのではと思います(ビジターの殆どがIBMやHITACHIといった企業だったことからも)

factを欲していたのだと思います

それなのにブログの内容は、経営的視点から解釈です。みなさん、さらーっと流し見して「うん、違う!」と気づいてすぐに出て行ったのだと思います

実際滞在時間の短いビジターの殆どがエントリーから入って同じエントリーから出て行っています。一方滞在時間の長い方(しっかり記事を読んで頂いた方)はエントリーから入ってきて、メインページから出て行っています

以上を踏まえて

ブログって面白いなーとつくづく思いました

グーグルの検索結果の中でもおそらくブログは上位表示されやすいというSEOが上手くできた設計になっているのでしょう。突発的に発生したバズワードであれば、即時性さえあれば上位表示が比較的簡単なようです

ビジターはブログにではなくエントリーに対しての興味(人への興味ではなく、情報への興味)でくる場合も十分にありえる、ということもよく分かりました

別にアルファブロガになりたいわけでわないですが(というか、文才を考えれば不可能ですが)、仮設検証を行いやすく改善がしやすいということで今後少し考えながらブログを書いていこうと思います


プライバシー

ビジター側からすると、とても気持ち悪いですよね。ネット上だからプライバシーを気にせずに動いているのに、まるで知らないところで自分が見られているような気分で

一応断っておきますが、ビジターを個人レベルでは全く判別することはできないです。IPアドレスも下3桁はスクランブルになっていて分かりません

そういうわけでしばらく実験的に書いてみようかと思います

AI WEI WEI(アイ・ウェイ・ウェイ)展 @森美



森美術館でやっているアイウェイウェイ展に行ってきました



久し振りに、好きなコンテンポラリーアーティストに出会いました。作品が強いメッセージをもっているのですが、そのメッセージが共感できます



This so-called contemporary art is not form but a philosophy of society




中国人ですが、NYCで12年の活動を行っており考え方の根幹は西洋の合理主義。しかし、そのなかに中国のもつ文化や生活のもつ有機性を作品に組み込んでいます



彼は作品を自分自身では作らない場合もあります。その時はコンセプトの設計、作品の設計だけを行い、実際に作るのは職人たちのようです

社会の中にある思想と文化を結びつけること、が彼の役割なのでしょうか
(作品のアウトソースって斬新な発想ですよね。自分もアーティストになれるかも!とか妄想してしまいました)




↑ 設計だけ、という意味では建築家に近いですかね
(ちなみに写真撮影はOKでした)





文化とは新人代謝のように入れ替わっていくものである、文化を壊し新しいモノを作り出すことに対して否定的な考えを持っていないようです。たとえば、古い街並みが壊されて高層ビルに建て替わることとか。なぜならば、それも新たな文化の始まりにしか過ぎないからです。古い町並みもさらにそれ以前の町並みを壊して建てられたものにすぎないからです。

とても中立的なものの見方をするアーティストだと思いました。どちらかというと佐藤可士和のような匂いがします。感情を含めるのではなく、本質を適格に表現する。そんなスタンスに好感を持てました

作品自体も幾何的で実用性を含んでおり、バウハウスをアートにしたような作品だなという印象です

Wednesday, September 16, 2009

宮崎物産展@アマゾン

衝撃的だったのですが、

Amazonの中に宮崎のアンテナショップのようなブースが入ってました

宮崎”てげうめ”グルメフェア

楽天の中に入ってるようなネットショップと何が違うか、といわれると仕組みは全く同じですが、消費者からするとデパートでやってるような物産展に行っている感覚に近いんじゃないでしょうか

リアルの店舗で成功したコンセプトをネット上に持ち込む、っていいですね。リアル店舗はさらにオンラインとの差別化要素がどんどん減っていって苦しくなるでしょうが


アマゾンはプライム会員なので送料無料で翌日には届くので、思わず地ビール買ってしまいました

関連記事
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20090323/327022/
http://news.walkerplus.com/2009/0325/16/

Tuesday, September 15, 2009

クラウドフォース ジャパン

日本最大のクラウド・コンピューティングイベント

クラウドフォースジャパン

に参加してきました



会場には6000人のIT関係者がおしよせ、メディアも多数来ていてお祭り騒ぎでした

セールスフォースジャパンによる企画ですが、西海岸の企業なだけあって、演出が面白い



Salesforce どら焼き

もちろんsalesforce.comは素晴らしいシステムを作ったからこそ大成功を収めているのですが、このイベントを通じて経営面でのsalesforce.comの秀逸さについて感じた3つのポイントをメモします

① コミュニティーマーケティング

13時から18時の間に3セッションあり、8ブースで講演会形式で説明が行われていました。普通、企業の講演会の場合、会社の役員が話をする、とか大学の教授や研究者が来て話しをするとかですよね

今回の講演の半数がセールスフォースユーザーによる講演でした。セールスフォースを利用してどう営業を効率化したか、を小さなネットベンチャーから日通といった数万人規模の会社まで色々な人が話をしていました

セールスフォースのマーケティングの根幹にコミュニティーマーケティング、という考え方があるらしいです。お客様が最も聞きたい情報は他のお客様の評判だ、と

だからセールスフォースのHPには利用企業の情報がびっしりとのっています。確かに営業をうけるより、他の客がよろこんで使っているかどうかの方がユーザーとしては有益な情報です


② インフラ化

セールスフォースの特徴として、ユーザーが開発したシステムを他社に売ることができる、というものがあります。自社向けに数千万~数億円を投資しカスタマイズしたシステムを、他社に販売することで回収することのできる仕組みを作っているようです

昨日のフォーラムでは、みずほ銀行やパナソニックなど大企業から数人規模の会社まで自社開発のアプリケーション販売をおこなっていました

セールスフォースが上手いな、と思ったのはユーザー数が増えてきて、アプリケーションプロバイダーからインフラに脱皮しているところです。iTuneが楽曲配信からiアプリの開発インフラになったように。セールスフォースが提供するインフラ上で、生計を立てる企業が出てきており、いかにその場でもうけるか、をユーザーが考えるようになっています。このおかげで質の高いアプリが自動的に作られる仕組みができています

ある種のクラウドプロバイダーからクラウドソーシングといった考えかたは、Webサービスで大成功を収める上でとても重要になっていくと思います


③ ニーズの汲み取り

売上が4年で5倍以上に急成長し、ついに10億ドルの大台を突破したセールスフォースですが、話を聞いていると特別なことをやってきたわけではないようです。顧客の声を一つ一つひろい、それをシステムにおとして販売するという当たり前のことをきっちりと続けてきたようです

顧客の声を全て汲み取れる仕組みを作り経営企画にまわす、一度問合せがあればその後商談が成立するまでに平均25回は電話してフォローする、問合せ経路別に話す内容を変える、などです

だんだん持論になってきたのですが、Webサービスで最も重要なことは街の工場と同じで顧客ニーズの汲み取り、なのではないでしょうか。同じような仕組みをもったサービスは世の中に無数にあって、成否はちょっとした使い勝手のよさにある、のだと思います。そしてウェブというスケーラブルな仕組みを使っている以上、勝敗がくっきりと(大勝か撤退か)分かれるのではないでしょうか

セールスフォース、素晴らしい会社でした!

関連記事
http://japan.zdnet.com/news/os/story/0,2000056192,20400043,00.htm
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20399921,00.htm

Wednesday, September 9, 2009

ネットって何だ ②

これまでのネット

ITバブルの時代に生まれた多くのネット企業は個人向けのサービスがメインでした。ライブドア、サイバーエージェント、ミクシー、DeNA、価格コム。もちろんBtoBもやってますが事業の主力はやはりBtoCです

それはビジネスモデルが確立されておらず、広告か課金かだったのでPVを増やすことのみが評価されていたからなのではないでしょうか

これからのネット

これからのネット企業の主力はBtoCからBtoBへ移行していくと思います。し、既にそのトレンドは始まっています。

例えば最近のバズワード”クラウド”

これまで内製化していたエンタプライズコンピューター機能をSaaS(オンライン上での提供)形式に変えることで、Google、Apple、Microsoft、Amazon.comに次ぐ大企業になったSalesforce.com

また巨大なサーバーを利用し、利用状況に応じて超低価格で提供しているAmazon.comのEC2/S3といったサービス

Google appやMicrosoft Azureといった開発のプラットフォームをオンライン上で提供するサービス、

とここ2,3年ネットの世界の中心はBtoBに移ってきています

ネットって何だ ①

先日R社で働く友達と飲んでいて意見が一致して盛り上がった話題があります。ネットって何だ、と

仕事で知りたいことを知る、mixiで友達と毎日交流する、アメブロで自分のことを誰かに伝える、モバゲータウンで出会いを見つける。

ネットの本質

色々ありますが、彼も僕もネットの本質は「コミュニケーションコストをゼロにするツール」という意見で一致しました

彼は学生時代からネットビジネスオタク、また自他共に認める日本で一番ベンチャーキャピタルに詳しい学生、という変わり者でした。そして、今はR社でモバイルを使った新規事業を立ち上げています。そんな、完全なる「あちら側の住人」の彼と同じ意見を持っていたということで、少し自信になりました

さて、話を戻すと「コミュニケーションコストをゼロにするツール」とはどういうことでしょうか

例えば

①mixi・・・疎遠になった友人はいつの間にか普段の意識の中から消えてしまう、また一回あっただけの人はまず覚えていない。それが、SNSを使えば最初つながりさえすれば後は自動的に情報がアップされるので、距離やリアルの接触頻度が関係なくなり、結果的にお互い頭の中の友人リストから消えにくくなった

②価格コム・・・これまで足で回れる範囲で価格の比較をしていた(ビックカメラに行って、ヨドバシに行って、ヤマダ電機にいって)のが、一瞬で全国の電気屋さんで一番安いお店が分かるようになった。結果的に消費者は常に合理的な買い物ができるようになった

➂ライフネット・・・これまで営業マンが担ってきた保険の説明と入会勧誘を、オンライン上で申し込みができる仕組み変えた。結果的に営業マンのコストがなくなり、生命保険の価格が1/3程度になった

これらは全てこれまでコミュニケーション(情報を伝えたり、集めたり)にコスト(時間やお金)がかかっていたコトを、ネットを使ってそのコストをゼロにしたことで利用者の利便性を急激に高めたのだと思います

Monday, September 7, 2009

ホワイトボード

友人の家にあったホワイトボード、

といっても足や板はなく壁に貼り付けるタイプです

壁に直接貼り付けるタイプの新しいホワイトボードです



TPSという奈良にある会社が作っているらしいですが、

超優れものです。

場所をとらず、何度でも貼ったり剥がしたりできます。

さらにはさみで切って加工することも

おまけに、安い


サンプルが今日届いたのですが、コレ、便利です。。。

速攻巨大なやつを買いました。


以前PJで入った玩具メーカーはクリエイティブを

大切にする会社で、壁全面ホワイトボードでした


目指せ、全面ホワイトボード、です

Friday, September 4, 2009

失敗の原因

今週は平均2人/日くらいで、ベンチャー関連の知人とあっていました。

スタートアップで働いている人の話を聞いて、やはり事業を始める以上は成功よりも失敗の方がずっと多いようですが、その中で見えてきた「失敗」の原因を分析してみました。

スタートアップの失敗

ここで言う失敗とは事業の失敗で、当初目標に達しなかった場合をもって失敗と言うことにします。その中でも
「サービスをローンチできなかった」いわゆる企画倒れ、と、
「サービスはローンチしたものの収益が上がらない」場合の2パターンで考えてみました

サービスをローンチできない

話を聞く中では、この場合は大きく2つの原因があるように思えます。

1、計画の不備

 ビジネス経験が少ない人、もくはまったく知見のない分野で事業をはじめる場合に多く見られました。当初の想定計画、特に人工の見積があまく、予定日までにサービスを開始できず、途中で頓挫するというケースです

 この場合概して当初の計画が地に足の着いておらず、ステップを経ずにいきなり大きなサービスローンチを目指しています

 夢は大きく、第一歩は小さく、が大事だという学びがあります。会社のキャパシティーを広げながら、事業も広げていくようにステップ・バイ・ステップのロードマップを描くことが大切です


2、前提が変わった

 当初の予定では提携先とこういった条件で提携する予定だった、しかし提携先が条件を変えてきた。また当初の予定では社内のこの人間が事業を統括する取る予定だった、なのに辞めてしまった。

 こんな具合で前提が変わったために事業開始をあきらめるケースも2件聞かれました。

 往々にして前提は変わるものなんでしょう。前提が少し変わっただけであきらめるような事業は最初の参入意図が不明確なようです。偶然舞い込んだ話に乗ってみた、直感ではじめた、とか。だから、ちょっと不穏な空気が出てくるとすぐに手を引きます

 事業参入しようとした場合にはやはり、なぜその事業を展開しようとしたかをはっきりさせ、撤退の基準も決めておく必要があるのでしょう

 限られた資源の中で事業を行っているスタートアップにとっては参入事業の取捨選択は最も重要なことです。特に捨てることが重要です。ヒトと会っていると色々な話が舞い込んできやすいですが、何をやるかを絞り込んで感覚を尖らせておくことは大切です


サービスの収益があがらない

この場合、3つの原因がみえてきました

1、有望といわれる市場だったが立ち上がらなかった

 マスコミなどに取り上げられ、なんとなく世の中で盛り上がる気配のある市場。だけど実際は需要がなかった、というありがちな例です

 友人の会社の例ですが、数年前に「ネットで検索」というテレビCMがはやりましたがこのSEOを売る事業に乗り出しました。ライフカードを筆頭にTVCMとネットとクロスメディアマーケティングということで盛り上がりそうな雰囲気はありました

 しかし、実際にはご存知のとおりもう今は昔のはなしです。その会社も、有力事業だと思って立ち上げ大きな投入したものの収益化はできなかったようです

この例からは、
・新しい手法、市場は成果がでてみないと立ち上がりが読めない
・なんとなく、の盛り上がりは実際に市場規模や需要を分析しないと危険
といった学びがあります

2、未知の市場に飛び込んだら、悲惨な現実が待っていた

 IT系のとある会社はPCオンラインのサービスで実績があり、事業拡大のためモバイル事業に参入しました。理由はPC事業は既に市場が飽和してこれ以上の成長が見込めないので、モバイルへ横展開しようというものでした

 その事業分野はPCの世界では1つの案件単位が数百万~数億円と大きなビジネスがなりたっています。モバイルではPCとは全く異なる競合しかいなかったので、競合優位性もあるのではと期待し大きな投資をして参入しました

 しかし、案件単価が1件当たり数万~数百万とPCの市場の1/10以下で、PCに掛けているコスト構造ではビジネスが成立たなかったようです

 実際に事業を始めてみると、基礎的なリサーチだったり市場評価を客観的に行うことは難しいのだと思います。この会社の経営者はとても尊敬する優秀な方ですが、やはり当事者になるとこういった客観的な視点からの判断はどうしてもしづらいのでしょう

 事前に十分なヒアリングやリサーチを行う、それが無理なら、誰か第三者から市場を客観的に見てもらうことは事業参入に際しては必要です

3、下請けからぬけだせない

 大手の下請けで始めたものの、サービスの納入に終われほかのことができない。さらに交渉力がなく薄利で受注する、というケースです。

ただ、スタートアップにとってはキャッシュフローの安定という面ではかならずしも下請け仕事は悪い話ではないみたいです、

 利益を逃してでも、工数を掛けすぎない程度での下請け受注が将来的な拡大には欠かせないようです


上手くいっているスタートアップ

最後に上手くいっている会社の特徴です

・たくさん挑戦し、たくさん失敗している
・仮説的でも事業を始め顧客からの声をもとに、スピーディーに修正を繰り返す
・完璧じゃなくてもしっかりとサービスをデリバーする


失敗には共通点があり、成功を学ぶことより失敗を学ぶことの方が自分にとってより役に立ちそうです。今後とも色々聞いていきます

Thursday, September 3, 2009

スタートアップのStep in strategy

雑学ですが、新規参入戦略を英語で言うと

△ Entry strategy
◎ Step in strategy

らしいです、カッコよさの問題ですが。
こういったカッコイイ英語を話せるようになりたいです

さて、本題です

スタートアップには市場は2種類しかない

新しく事業を立ち上げようとしたときによく使われる切り口で、顧客軸と製品軸の2軸を取り、新規か既存という切り口で市場を捕らえるフレームワークがありますよね、「アマゾフのマトリックス」といわれてるやつです



これってスタートアップには半分しか当てはまらないです。当たり前ですが、スタートアップ企業には既存顧客がいません。基本、新規顧客を開拓するしかないんです

だから2軸でなく、単純に

・エマージングマーケットか
・エスタブリッシュドマーケットか

の2つしかないです。観察してみると、当たり前ですがすべてのスタートアップがどちらかの市場で戦っています。そして、面白いことにどちらのマーケットを選ぶかにより戦い方が全く違っています


エマージングマーケットにおけるスタートアップの戦い方

極論ですが、概して根性があって人当たりがよく長時間労働をモノともしないタイプの人が勝っているように思えます。そして、それこそがエマージングマーケットにおけるスタートアップの戦い方でしょう

エマージングマーケットは市場の将来性があり、参入障壁が低い場合が多いため、参入者は多いです

数年前ならウェブサービスとかネット広告の販売とか。その前は人材派遣。最近だと、リチウムイオン電池(電気自動車の動力)も熱い新興市場ですよね

エマージングマーケットは確かに将来性があって魅力的です。ただ、その市場の拡大をあてに参入するプレーヤーが多く、概してレッドオーシャンになりがちです。参入者が多い中でシェアを取ろうとするから、利幅を削ってでも規模を取りにいきます

例えば、とても注目されているリチウムイオン電池市場。ファンドの視点で見るとIRR(投資金額に対するリターン)がたったの15%しかなく(多くのファンドでは最低ラインが20%と聞いたことがあります)、魅力的な投資先ではないみたいです

SEOやウェブ広告枠を売る会社も私の知り合いのところはだいたいかつかつの利幅で商売してます

エマージングマーケットはシェアを取りにいき、淘汰競争に生き残って将来的に大きな利益を得る、というのがキーサクセスファクターなので、大きな投資をするか、24時間みんなが働くか、どちらかしかありません。

お金のないスタートアップはたくさん働く道しかありません。だから、どうしても労働集約的になりがちに思えます


エスタブリッシュドマーケットにおけるスタートアップの戦い方

成熟市場への参入するスタートアップは、新たな仕組みを築き既存プレーヤーとの差別化できた会社が成功しています。つまり、知識や知恵を武器に戦うのがエスタブリッシュドマーケットでのスタートアップの戦い方ではないでしょうか

すでに確立され寡占化が進んだ市場で、正面から大手に勝負を挑んでも勝てる見込みはないですよね。投資額も違えば、経験地も違う。コストでの勝負も、品質での勝負も結果は目に見えています

では、どこで戦うか。参考になるのが、ライフネットやアマゾン、VIZIOです

ライフネットはご存知かと思いますが3年前にできたネット保険の会社です。保険業界という成熟市場に参入し猛烈な勢いで成長しています。2008年にサービスを開始し、1年で顧客を20倍に増やしています

なぜ拡大しない市場で急成長できるのでしょうか

それは成熟した市場で、ネットというツールを使って新しい仕組みをつくりだし(営業をおかないことでコストを激減させています)、大手が太刀打できない価格でサービスを提供しているからです

アマゾンも本屋という古い業界にインターネットという新たなツールを持ち込み、本屋の構造を変えて成功しました。その後もキンドルで出版業界の仕組みを作り変えようとしたり、EC2/S3でデータサーバー業界の仕組みを作り変えようとしています

VIZIOは製造業(フラットテレビ)という確立された業界に工場を持たない仕組みをつくり、大手では実現できない安いフラットテレビを作りました。結果、たったの120人の会社が世界のフラットテレビ業界でシェアNo1を実現しています

このように成熟市場に参入して成功を収めるには、仕組みを作り変えるための知恵と知識が最大の武器になると思います


魅力的な市場

昨日エマージングマーケットで戦うベンチャー企業で働いている友人がとても興味深いことを話していました

・過去の失敗で多かった事業は、市場が立ち上がると思って参入したけれども実際には立ち上がらなかった

・新しいビジネスをはじめたけれども、大手広告代理店が内部でやっていて結局客をとれなかった

エマージングマーケットは競争が激しい上に、立ち上がるかどうかわからないという怖さがあります。マーケティング用語でキャズムってやつです。

↓ 空白ゾーンがキャズム。この空白を超えれないと市場に浸透しない



一方で、エスタブリッシュドマーケットは少なくとも製品は十分に浸透しています。それも市場規模が圧倒的にでかいです。

例えば生命保険、市場規模は45兆円、日本のGDPの約10%。私がやろうとしている印刷市場は6兆円です


カリスマ性があるリーダーはエマージングマーケットが魅力的でしょうが、私のタチからすると成熟市場が魅力的ですし、勝算が高いように見えます

Wednesday, September 2, 2009

価値の将来

最近、「価値」って何なのか、人が何にお金を払うかをよく考えます。

尊敬する先輩でヘッジファンドのアナリストが半年前に、
”世の中にモノが溢れすぎて、これ以上物欲ってないよね。モノから経験に価値が移っているんじゃない”
と話していました。そのときは何を言っていたのか分からなかったけど、最近その通りだなーとつくづく共感しています。

同じようなことを言っている名著に最近出会いました



これからの時代のイノベーションは
・顧客との経験価値の創造
・外部資源の活用
が鍵となってくる、という内容の本です


「不」はもうない

普段の生活で不便さは感じません。当時の自動車やテレビ、一昔前のインターネット、のような新たな成長市場はこれ以上生まれるでしょうか?高度成長期のように不便さを解消する新しい家電製品が生まれるでしょうか?

おそらくそれはとても困難なことです。なぜなら価格はいかにあれ、お金さえあれば不を感じない暮らしができるだけのモノがあるからです。「不」はどこにあるのでしょうか、もうないのではないでしょうか。

人類史の長い歴史を通じて「価値」はモノによって生みだされてきました。「不」を解消するモノの発明です。でも、既に「不」は解消されモノが溢れています


これからの時代の価値

ではこれからの時代、人は何に価値を置くのでしょうか。大きな2つのトレンドがあるのではと考えています

1つは、  「安さ」
もう1つは 「経験」
です

そして、その価値を作り出す主役がITです。

技術の発展によって、情報の移動スピードは文字通り「ひかり」になり、通信コストはスカイプしかりほぼただになりました。この2つのインパクトが、新たなIT革命を生んでいます。

結果、「安さ」と「経験」という大きな2つの新しい価値を生み出し、モノが溢れた次代の消費者に新たな「価値」を提供しています


構造変革による低価格価値

情報がただで瞬時に世界中を移動できる時代がやってくると、モノの流れが変わって、価格のありかたに地殻変動がおきます

かばんを銀座で買うより楽天で買った方が同じものでも安くかえます。銀座で買うかばんには一等地の家賃やきれいなお姉さんのお給料がのっかってますが、楽天のかばんは舞浜の倉庫代とパートのおばちゃんの時給780円だけです

モノがコモディティー化してしまった時代、つまり商品がどんなものか想像がつくので、どこで買おうが安ければそれでいいはずです

だからネットでの商品販売額が百貨店の市場規模を抜いたのでしょう

ビジネスの世界であれば大塚商会や光通信といった、コピー機やPCなどコモディティーの販売会社も存在価値がなくなるのではないでしょうか。彼らを通さなくとも製品は買ったりリースしたりできます

コモディティー化してしまった多くの製品市場で、ITを利用し今ある仕組みを組みなおすことで価格の低減が行われるでしょう。ついでに言うと、その主役はアマゾンだと思っています


1人1人にカスタマイズした経験価値

モノはコモディティー化してしまったんで安ければそれでいい。では、高い価値を感じるものは何か、それが経験です

例えば、ニコニコ動画。残念ながら収益モデルは見えていないものの、作り手として参加することで自分にしかできない経験を得られるという意味で経験価値がある、だからこそユーザーがとても伸びています。オープンクリエーションといわれるもの全般ですかね

ビジネスの世界なら、ブリジストンがコカコーラやUPSなどタイヤを提供しているフリートに対し、トラック1台1台の走行ルートや運転のデータをシステムを通じて収集して適切なアドバイスをしている、とか。これも個別経験の提供です

こういった、個別性の高い経験、コモディティー化されない経験がこれからの時代「価値」を持っていくのではないでしょうか


ビジネスの将来

-これからのビジネスは市場の仕組みを壊して再度作りなおす、のか
-顧客一人一人に特別な経験を提供できる、のか

どちらかにスタンスをとった会社が伸びるのではないでしょうか

Tuesday, September 1, 2009

新しい一日

2009年9月1日、今日があらたな一歩の始まりです

引越しを済ませ、仕事ができる環境に移り移り、
知人数名に伝えしました

これまでの生活の中では気づかなかったけれども、
多くの人に支えられていて、
応援してもらっているいる

自分の辿ってきた道を振り返っていかに、
素敵な人たちと出会ってきたか、感謝せずにはいられません

一年後、今の決断が良かったと思えるように
毎日を過ごしていこうと思います

ブレない自分を目指して、
まっすぐと信念に従って歩いていきます

follow my heart and intuition

Wednesday, August 5, 2009

イノベーションを起こす9つの条件 Google

Google副社長のMarissa Mayerのspeechでの話です。
特に②、⑤、⑥、⑦、⑧が刺さりました


①どこ(誰)からでもアイディアは出てくる
製品に対するアイディアといのは、エンジニアだけから出るわけでもないし、プロダクトマネージャーだけから出るわけでもない。経理の人間にだってアイディアは出てくる。

そういったものを躊躇なく、皆が意見を出し合い、時には議論する。そういった文化が大切である。


②できる限り情報を開示せよ
自分のやっていること、やってきたこと、これからやることなど、できる限りの情報を開示せよ。そうすることで、誰が何の担当で、何をしているかが一目瞭然となり、問題が起きたときに誰にコンタクトを取れば最良かが明瞭になる。

また、情報を開示することで、意外な人からの賛同や協力を得られることがあるかもしれない。


③優秀な人材を採用せよ
どんなに経験を積んできたかよりも、今まさに優秀かどうかを判断し、採用せよ。


④夢を実現するための機会を与えよ
Googleでいう20%プロジェクトの話。Googleでは、全労働時間の20%をその人のやりたいことに充てることが推奨されている。そこから、新製品のアイディアが実物(デモ)となり、それが認められて開発されていったという製品も少なくない。

つまり、夢(やりたいこと)を実現するための機会を社員に与えよ、ということ。


⑤イノベーションは完全な形でなくていい
単純に完璧なものを求めるのではなくて、まずベータテストを実施し、ユーザーからの声を反映せよ。そうでないと自己満足的なものになってしまう。


⑥アイディアを出すならデータを示せ
アイディアを口に出すだけではなく、それによってユーザーがどれだけ増えるのか、ユーザーがどれだけ快適になるかなど、具体的なデータを示して説明せよ。


⑦クリエイティブな行為には制約をつけよ
時間を延ばしてパーフェクトなものを求めるよりも、時間内に作れたもののほうがクリエイティブなものが仕上がる。


⑧金ではなく、ユーザーのことを考えよ
金ばかりではなく、ユーザーのことを考えなければイノベーションは起こせない。


⑨失敗したプロジェクトは捨てずに活かせ
うまくいっていないプロジェクトはすぐに捨て、やめるのではなく、それを変えていく。どうしてダメになったかを考え、変形させていくことによって、ユーザーの望むものに変化していく。

Thursday, July 9, 2009

iStock

 自分の取ったし写真を有料で配布できる、一種のコミュニティーサイト、iStock。大衆の力を得るためには、大衆をコントロールしようとするのではなく、大衆が望むプラットフォーム作りに専念することがクラウドサービスで最も重要だ、という例でクラウドソーシングの中で引用されていました。ネットサービスを作るにも、自分は利益を取らずにユーザーの満足度を最大化し、ユーザーのプライドを大切にする。新たなホスピタリティーのあり方だと思いました

SHIBUYA PUBLISHING BOOKSELLER

 代々木八幡と東急百貨店本店の中間点にあるセレクトブックセンター SHIBUYA PUBLISHING BOOKSLLER
セレクトショップなんですが、ビレッジバンガードのようにアンダーグラウンドカルチャー本ではなく、1940'~2000'まで10年ごとに時代を表現する本を並べた主張の強い本屋です。時代ごとの本棚を並べていると色々な発見がありました

一番の収穫はありきたりなんですが、昔は均質な文化が世界を支配していたけれど、時代と共に価値観が多様化していっているってこと、そして多様化する価値観の中で自分の価値観を見つけることがどんどん難しくなっていっているのが現代なんだと言うメッセージを受け取りました

40年代-戦争の反省-ダリ
50年代-アメリカ文化への憧れ
60年代-均質化されたグローバル文化の普及-ビートルズ
70年代-日本独自の文化の台頭-平凡パンチ、谷川俊太郎
80年代-ポップカルチャーの土台形成-村上春樹
90年代-多様化の時代-エヴァ
00年代-時代の成熟化、閉塞感-環境破壊、経済拡大の弊害

奥渋谷のお洒落な渋谷ゾーンにある、素敵な店でした

商売人としての感性

 新橋の外人の集まるバーで、英会話の教師で気が合うJONと飲んできました。GABAの教師以外にも、秋葉原のPC修理屋のCo-Founder、そして汐留のインターナショナルスクールの経営者という3つの顔を持っています。バンクーバーから日本に来たのは4年前、かつ日本語がしゃべれないという非常に不利な状況にも拘らず2つもビジネスを立ち上げて軌道に乗せているという根っからの商売人です。さらに彼は大学2年生のとき香港・台湾からLEDライトの玩具の輸入ビジネスをしてたらしいです。

 そんな彼は9月に次のビジネスを立ち上げるそうです。Rock Podという石のような形をした植木鉢を中国から輸入して日本で売るという至って、So Soなビジネスですが、これで成功する気満々です。いや、実際にモノを見てないから分からないんですけれども、ちょっお洒落な店で植木鉢買うと鉢の代金と木の代金がほぼほぼ同じじゃないですか。これが$5くらいで売れるって話なのでそこそこ商売になる気もします。

 彼のすごいところは、好奇心、人を巻き込む力、カネの臭いの嗅ぎ取り方です。センスはよく分かりませんが、前向きで商売を心のそこから楽しんでます。マネジメントの難しさを愚痴ってはいましたが、それでも楽しそうです。商売人に大事な要素を見ました。

日本でのディストリビューションチャネルを見つけるパートナーになって欲しいってお願いされたんですが、楽しそうなので少し手伝おうかと思っています。

Monday, July 6, 2009

1週間の休みのスタート

■ 連休
 プロジェクトが終わったので1週間休みです。分析作業から開放されて、普段はできない出会いを求めて色々なアポを入れてヒトと合う1週間にしました。この1週間で事業の方向性を決定し次のPJが終わったときには将来への第一歩を踏み出そうと思います。

今週はココまでやる!
☆ビジョンの決定
☆メシのタネ獲得
☆創業メンバーの仮決定

■ 高校の同級生と再会
 第一弾として乃木坂で働いている、中・高の同級生と再会しました。3年目になって裁量権もって楽しく働いているみたいです。高校の友達の話題から始まって最近の仕事、そして結婚の話へとお決まりのコースを一通り話して終了。7年前の記憶しかない子が結婚を考えてるところを見ると、時のたつ早さをしみじみと実感するものですね。

■ サークルの創立者の会社訪問
 その後はJさんに合いに後楽園へ行ってきました。コトバンクのオフィスをまがりして小さく事業を始めているようですが、やっぱり考えてることはデカイ人です。英語のスクリプトをデータベース化してネット上へアップし、英語学習のサポートをする、といういたってシンプルなコンセプトですがしっかりと現実的かつ大きなマーケットへアクセスする仕組みを考えているようです。シードでVCから3000万円を調達したという驚異的な実績もあるみたいですし、今後に注目です。

Sunday, July 5, 2009

雑感

■ 社名のつけ方
 意味だけじゃなくて、響きとか見た目とか、隠れた意味が大事です。アップルは禁断の果実のロゴが最初にあって、後からアップルって名前がついた会社。禁断を乗り越えていく姿勢!からロゴができて、そこから社名がついています。凝縮した言葉じゃなく、象徴的な言葉・ビジュアルを作ろう

■ 学生対応局
 今年に入って3回目の飲み会、OBだけで6人の小規模グループ。縦のつながりの強い、学対局。だんだんOVALの学対のカルチャーができてきた。八木、尾間ありがとう。

■ GABA
 JON、ALL、EMMYと3日連続で2レッスン。みんなサポーティブで背中を押してもらいました。すごいバックグラウンドを持っているのに、好きなこと、教えることをしている姿はまさにFollow your heart and intuition.JON,ALLとは一緒に何かできると面白そうです。

■ 前頭葉
 話すことによって活性化する。考える力の低下、コミュニケーション力低下、不調和、いらいらは前頭葉の退化。口に出すことを意識しよう

■ オーナーシップ
 企業の目的をビジネスにしてはいけない。商品を愛することが大事です。オーナーシップをもち
従業員が気持ちよく働ける環境作り。

■ やりたいことを言い続ける
 ‐ ニッチナことを
 ‐ シンプルに(同じ言葉で)
 ‐ 言い続ける

Thursday, June 4, 2009

問題と課題の違い

先輩に聞かれた質問。問題と課題は?

問題:理想と現実のギャップ
課題:問題点の原因を乗り越えること
手段:課題を達成するためのアプローチ

60kgの女性が40kgにやせたいと願う
問題:体重が20Kg重い
課題:①ご飯を9時前に食べる
   ②間食を無くす
手段:①朝30分早く会社に行き仕事を30分早く終わらせる
   ②ストレスで間食をしているから、ジムに行きストレスを無くす

Wednesday, April 8, 2009

直島









■ 日本のコンテンポラリーアートスタイル


■ 直島の街づくり

Tuesday, April 7, 2009

iPhone

メーカーのプロジェクトが終わり1週間の休み

やったこと
1.Eモバイル携帯の解約とデータ通信の申し込み
2.iPhone購入!
3.直島に2泊3日の旅行

デジタル&アートな1週間。

まずはデジタル、iPhoneの雑感。楽しすぎ。ホント、何でもできちゃう。
会社のOutlookをリアルタイムでチェック、株価のチェック、FacebookやTumblrのチェック、Bloomberg、Google earth、あたりが便利。携帯でPodcastを落とせたりiTuneから音楽を買えるのも◎FeriCa機能がついてないのが唯一残念なとこだけど、これはまぁiPhoneケースにクレジットカード機能付のPasmoを一枚入れればOKかな。iPhoneがあれば財布もiPodもいらないポケットの軽い生活が実現!

特に、ハマってるのがiAppliでToycamera ToolとFlickerの組み合わせ
取った写真をその場でオンラインへアップできるのがたまらず便利。
ピンホールカメラみたいに色合いをゆる~くできる加工具合もいい感じです。
http://www.flickr.com/photos/yasukane/

▽iPhoneの考察

便利な反面、機能の高度化に伴って誰でも使える代物ではなくなってる。ソフトバンクショップの店員いわく、売った次の日のクレーム処理が大変、と。
CMで何でもできま~す、と甘い文句を歌っているけれどもメールの設定もこれまでのケイタイに比べてPCメールを使っている分、サーバー設定などが必要で高度。PCとのアクティベイトをして生活の半分近くがオンラインであるならとても便利だが、依存度が低く使いこなせない人にはただのゲーム機でしかない。(無料DownloadコンテンツTop20のうち5つがゲーム)

Technologyは日進月歩だが、ユーザーも同様に日進月歩しなければいけない時代なんだろうな。言語と同じで、所詮はアプリケーションの1つだけれどもできる人とできない人で、生活の幅、コミュニケーションの幅、仕事の幅が大きく変わっていくようになる。

Sunday, March 29, 2009

六本木アートナイト

3月28日、29日の2日間限定のアートフェスティバル、六本木アートナイト
六本木ヒルズ-ミッドタウン-新国立美術館のトライアングル地帯をフィールドに28日の日暮れから、29日の明け方にかけて野外内のExhibitionが登場

テレ朝の前に7mの火を吹くロボットが登場したり、アートというよりアトラクション。小ぶり作品もsophisticatedではなく、全体の質は低めな印象(ミッドタウンの光の風船は秀逸だった!)

作品の質はさておき、「一日限定」「アートナイト」「六本木アート」
と心くすぐるワードがいくつもならび、シャープなコンセプトと刺さるイベントだとは関心です。来年に期待!

作品の一部は芸大生の作品。コンセプトで人が集まるイベントの中で学生の作品を展示できる機会は、アーティストの卵にとってはとてもstimulativeだし、どんどんこういったイベントが増えればいいですね。

寒ーい夜で、お疲れ様でした。