Sunday, March 28, 2010

Tuesday, March 23, 2010

半年間の総括

立上の段階で、右往左往してようやくビジネスの方向性が見えてきた。
また、経営者として信念を持った経営方針を持てるようになった。

過去に考えた、行おうとした多くの施策は成長のため、知見を得るため、
偶然の出会いを得るために必要な通過点であったし、なければ今はない。

まっすぐに走ってはいない、うねうねとした道ではあるけれども
Betterな道である。今後も、全力でうねうねとだけれども走り続ける

Saturday, March 20, 2010

まっすぐに

色々と、紆余曲折したこと、
ぐらぐらと揺れ動いたこと、
間違った判断を下したこと、

ありましたが、

ようやく自分の中で新の通った経営方針ができました。もう揺れることはないです。後は、全力で自分の信じた方向に向かって突っ走るだけ。ダメなら、その時はその時。

芯は太く

自分の信念を信じてやっていきます

Friday, March 12, 2010

フリーよりもミアム

今週のダイヤモンドの特集がFreeでしたが、読んでるうちに再認識したことのメモです

Webの世界では限界費用がゼロ
…だからフリーが可能になる

これってフリーだけじゃななく、実は有料サービスでもスーパーデフレってるのでは!?と最近つくづく感じます。
 
私はフリーミアムのミアムの方です。ネットの世界にかなりの額を落とす客だと思います
そこで思うのは、ネットの有料情報って、それでも格安のものが多いのでは!?

最近多用しているiStockPhoto。ここで買える写真、10年前なら、一枚数万円は軽くしていたと思います。
 
それが、よいか悪いかは別としてネットがスーパーデフレーションを起こしてくれたおかげで、一枚数百円で買えるようになりました
(スーパーデフレーションの一方で写真家は世界中の客へ自分の写真を売れるようになってます)

他にもbannersnack.comも自分で作るには数万円するフラッシュと高度な知識が必要ですが、フラッシュを買わなくても数千円で誰でも簡単に作れちゃう!とか。

フリーを超えたプレミアム。特に、ビジネスユースで考えた時には既存(リアル)サービスや自社製作との比較ではここが最もコストパフォーマンスの高いのでは、と思います

らくする姿勢

うちの会社のメンバーはみんな、
いかに楽をしようか、と考えるのが得意なようです

ホント、見習いたい。。。


エクセル回すのがかったるいから、MySQLを始めてみたり、
HTMLを書くのがめんどくさいから、PHPでらくしようと始めてみたり、
自分でつくるの大変だから、CGI探してみたり、
営業するのがアレなので、代理店制にしてみたり…

コツコツと、ではなく、一気に
ルーティン、ではなく、自動化

頭をひとひねりして、最初に大きくパワーをかける

このいかに らくする かって姿勢は社風にしていきたいです
いい会社になってきました

Saturday, March 6, 2010

スピード、スピード、スピード

楽天は「成功のコンセプト」という三木谷さんが作ったマントラをみんなが持っているそうです
 
1,常に改善、常に前進
2,Professionalismの徹底
3,仮説→実行→検証→仕組化
4,顧客満足の最大化
5,スピード!!スピード!!スピード!!
 
どれもそうだな、と共感します。
 
特にここ2ヶ月感じてるのが5です。スピード、スピード、スピード。大企業が半年かけてやることを1ヶ月でやりきる、ベンチャーにとって唯一の強みです。  
スピード!スピード!スピード!

実際最近はベンチャーのスピードを感じています。(残念ながら目標とするスピードに全然達してないですが)そして、スピードを上げるには3つのコツがあるな、と感じています。
 
 1つ目は意思決定のスピード
 2つ目は開発のスピード
 3つ目はキャッシュインのスピード
 
実践の中で見えてきたスピードアップの方法論を整理します
 
 
1、意思決定のスピード:意思決定者を一人にする

人の意見を聞くのは重要ですが、その分調整が必要になり意思決定スピードがおちます。失敗した時のリスクを考えて、小さなものであれば素早く決めて、行動(投資)に移す。失敗したらすぐに修正する。考えることに時間をかけすぎない、それよりもやってみることに時間をかけることが重要。百聞は一見に如かず
 
 
2、開発のスピード:自社開発を極力しない
 
考えられるベストではなく、世の中に既に存在している考え方やサービスを自社のサービスに取り入れていくことでスピードアップが図れます。システム開発が強みの会社は自社で開発すべきですが、サービス提供の会社はシステム自体というよりもは、そのシステムを使って出来ることが強みのはずです。自社に世界最高の開発者がいない限りは、誰かがもっと良いもの(かつ作りたいものに非常に近いもの)を作っています。多くの場合彼らは無料か有料かは別として、それらを提供してくれる用意があるはずなので、それは使えます
 
 
3、キャッシュインのスピード:広告に投資する
 
サービスインしたら後はマーケティングです。結局どんないいサービスを作っても人の目に触れなければ売れない、逆に悪いサービスでも人の目にさえ触れれば売れる。もしそれが、世の中に既にある商品であり、市場が存在しているのであれば、躊躇なく広告を打ちシェアを奪っていくこと。これがキャッシュインを早くさせるために一番確実な方法だと、最近気づきました
 

4、そしてやってくる拡大再生産

キャッシュが入ると広告を打ったりや人を雇うことができ、開発や投資の速度が上がり、さらにキャッシュが入る。このサイクルをがいったん回りだせば会社は拡大していきます。
 
 
 
この半年間多くのことを学びました。以前は戦略を考えることが経営と考えていましたが、今思うのはどの戦略をとるかを決定することと、資源(人の時間と資金)をどこに配分するかを決定することが経営だ、と思うようになりました。

日を増すごとに自分がまだまだ経営者として未熟だなぁとつくづく思います。一方で、日を増すごとに経営者とはどうあるべきか、を考えるようになっています

なにはともあれ、今年上半期には拡大再生産のサイクルに入りたいものです