脳科学は心理学や成功哲学のベース
茂木健一の本を読んでみた
『脳を活かす勉強法』
『脳を活かす仕事法』
感想
■脳を活性化するポイントはドーパミンにある。ドーパミンを抽出することで、アドレナリンとセロトニンの抽出をコントロールして脳の働きを促進する
■ドーパミンは満足感を得て抽出されるようで、できるだけ小さな成功を積み重ねることが大事らしい。仕事でも小さな目標をたてて、小さな成功を得ることはプラスのサイクルにつながるようだ
■脳の成長を促進するためにはトライ、アンド、エラーを多く積み重ねた方がよいようだ。質の高い仕事を心がけるより、短時間の集中(訓練により会得可能)で質より量を重視した速い仕事を心がけよう
■脳にはキャパシティーがある。記憶には容量を割かず、創造的思考と論理的思考にのみ振り分けよう。記憶は全てメモ、Task化して予定に組み込んでしまおう
■脳は余計な情報が入っていないため朝が一番働く。夜は情報量が増えて、回転が落ちる。朝にクリエイティブな作業をしよう
■睡眠中に情報が脳内で整理されるため、睡眠前に本を読もう
『脳を活かす勉強法』(サマリ)
■ドーパミンが出る状態を作る
►成功体験、ほめられることによりドーパミンが出る(行動強化)
●基本的に人はほめて育てる
►プレッシャーを自分にかける
●集中状態に入る(訓練により作り出せる、スイッチをオンにする)
►スピードを高める
●生産性高める
●集中力高める
►サブミナル効果
●意識と無意識の境界に働きかけること
●鏡の前で自分に催眠をかける、など
►弱点を克服し、できるようになると脳は喜ぶ
►脳が活性化されるときに共通するパターンを見つけて意識的に行う
►ミラーニューロン効果
●無意識に周りにいる人に自分の行動が影響を受ける(同じ行動をする)
●どの環境、コミュニティーに属するかがとても大事になる
『脳を活かす仕事法』(サマリ)
「感覚的学習」と「運動的学習」のサイクルをまわす
►感覚的学習:見る、読む、聞く…現代人は極端に発達している
►運動的学習:しゃべる、話す、聞く、動く、歩く…関係のないことでも体を動かしながらの学習は効果的
■情報は一切頭にためずに脳を記憶のために使わない、脳はクリエイティブな作業とロジカルな作業にのみ使う
►スケジュール帳にすべて書き込む
►To Do Listを持ち歩きすべて書き込む
►その場で直ぐに処理する
■スピードを重視してOutput化する
►完璧主義は学習の回転速度が落ちるため、生産性を落とす
●完璧主義は大トロのようなもの、利益率は高いが回転率が低くCFを生まない
►最悪なシナリオを口に出すことで結果を受け入れやすくなる、完璧主義を捨てられる
■自分の中での時間的プレッシャーを自分で自分に課す
►最初は甘めに見積もり、成功体験を得る
■集中を最大化する
►自分のパフォーマンスの高いときの行動を分析して、スイッチをオンにする習慣を作る
►速さ、作業量、集中力を上げることを意識する
プロフェッショナルの条件
■クリエイティビティ
■セレンディピティ
►「行動すること」「意識すること」「受け入れること」がセレンディピティを掴む準備
■オプティミスティック
►生産性、創造性を上げる条件
■ダイナミック(ダイバーシティー)
►アウェイでの試合をたくさんすること
►様々な世界の人と会う
■イノベイティブ
►小さなことでよいから現状を「ちょっとだけ」よくすることをたくさんする
►花をオフィスに置く
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