Monday, October 12, 2009

セールスフォースのシステム活用法 クラウドフォース②

クラウド恐るべし
 
最近サービス開始に向けてシステムを構築しています
 
大きく4つのシステムが必要でざっっくりと要件定義したうえでSIerの方と話をしたところ、400~600万円程度で、開発開始から3ヵ月後くらいにはテストが行えるだろう、という見積が返ってきました。
 

同じ内容のものをセールスフォースのアカウントエグゼクティブと話したところ

なんとイニシャルコスト0円、ランニング20万円/年でした。それもキックオフの1週間後、2回目のミーティングまでにはテストページを作ってくれていました
 
セールスフォースの価値


 
セールスフォースの強みはDBの自動処理とDBの紐づけ、のようです。インターフェイスや中の構造は自由に、かつボタン一つで設計し、作ることができるようです。
 
その上で、処理されたデータを見える化(グラフなど)し共有できる。
 
つまりセールスフォースの価値は以下の2つのようです
 
①DBの処理、紐漬け
②DBの見えるか、共有

セールスフォースの使い方
 
多くの企業はセールスフォースを使うときデータの見える化による業務効率向上を目的として導入していると思います。上でいくと②ですね。セールスフォースの売り込み方も「営業支援ツールの導入」ですし。


 
しかし、スタートアップの場合はこちらよりむしろ①の方が大きな助けになります。

①の活用により、

・簡易のERPの構築
・メインサービスのシステム構築

などをたったの数十万円でできます。これまで導入には数千万円以上の投資が必要になり、中小では持つことができなかった大きなシステムをイニシャルコストをかけずに構築できて、さらにテストを行うにもサーバーもいらなければ大規模な調整も不要になる
 
まさに夢のサービスです
 
SVではWebサービス開発のためにアマゾンのEC2/S3がスタートアップの強い味方になっていると聞きます。しかし我々、文系のスタートアップ(?)は高度なシステムを作ることはできません。
 
できることは新しい「仕組み」を構築することです。そして、仕組みをスケール刷るためにはコンピュータシステムは不可欠です。セールスフォースは、資金力も開発力もないスタートアップがスケールするための大きな助けになるかと思います
 
ベンチャーの皆様、ぜひ導入を検討してみては?
 
 

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