Saturday, October 17, 2009

メモ

御苑にあるデザイン会社
 
Takram
 
 

Wednesday, October 14, 2009

ついったー婚

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0908/24/news022.html
 
>Skypeで結婚を申し込んだ。chanmさんは「じゃ、そういう方向で」とOKの返事をしたという。プロポーズの言葉は何だったのだろうか。2人とも「覚えていない」と笑って話す。「Skypeのログを調べれば、分かるかもしれないけれど……」

Tuesday, October 13, 2009

コーポレートコレクション

 
先日、森美術館が主催するMAMアートコースに参加してきました
 

  
第8回 「企業と文化の関係」

グローバル化が進む現在、世界のアートの状況も政治・経済の動向と歩調をあわせ、中国やインドなどへの新興国へ関心が集まり、新たな富裕層によって昨今の現代アートバブルも生まれて来ました。ただし、100年に一度とも言われる経済危機のなか、アートを取り巻く環境は厳しい状況へと向かっています。1990年代初頭に高まりを見せた企業による文化支援や文化活動も、その方法や規模は多様化しつつあり、芸術本来の創造的なエネルギーをどのように企業利益に繋げることができるのか、現在の環境はまさにその正念場といえるでしょう。本講演では、1970年代以降の西武美術館の発足とそのミッションを振り返りつつ、今後どのような企業と文化の関係が考えられるのか、辻井喬氏の視点を通して考察します。

 
こんなコースです。内容自体は、大学の講義みたいな雰囲気でとても眠い感じでした…が、1つ収穫がありました
 
スピーカーの辻井さんは国内初のコーポレートコレクションを扱う西武美術館の館長になられた方でした(堤家のコレクションではない)
 
コーポレートアートっていいかも!
 
日本ではコレクションというと、多くは成功した創業者が趣味で行うケースが多いです。原美術館、川村記念美術館、ポーラ美術館などです
 
一方で海外ではUBSコレクション、モルガンスタンレーコレクション、IBMコレクションなど企業保有の美術品が多いです
 
コレクションをコーポレートで集めるよさは3つあります
 
①適正価格での購入

美術品は実質的には投機対象です。特にバブルでカネ余りの際には瞬時に価格が高騰します。一方で、今のようにデフレの時代には最初にカネが引いて行き大暴落します。結局キャッシュを生み出さないので、本当に需給だけで価格が決定される、究極の嗜好品という性質を持っています。
 
90年のバブルの頃、幼いながらにも日本人が世界中でゴッホやモネなど有名印象派の作品を競り下ろしていたニュースは覚えています。価値を適正評価できないが金はある、という富豪が自己満足のために買いまくった結果、数年後残念なことになってしました。
 
一方でコーポレートでの投資では、投資家の存在もあり湯水のように金を使い、ほしいモノを買うことはできません。しっかりと、割安だが価値のあるものを探し出し、購入する必要があります
 
西武では70~80年代にかけて、ウォーホルやリヒテンシュタインの作品をずい分買ったようです。その後、価格高騰後は買うのをぴったりやめた(数十億円と株主に絶対説明できない価格なので)ようです

②企業のデザイン力向上
 
西武では上記のような活動のおかげで、アーティストやデザイナーが多くあつまり、そこから無印ができたようです
 
アートに力を入れることでTalentedな人があつまり、企業全体のデザイン力向上に役立つようです
 
それに、働いている方もカッコイイ会社の方がいいですしね

③若手アーティストの育成

社内に有能なキュリエーターを保有し、有望な絵画を購入する。このサイクルが若手アーティストに資金を提供し、良いものがどんどん生まれていく。(また異常な高値を防ぐマーケット機能も果たします)

ある意味、アート界のベンチャーキャピタル的役割にもなりうるのではないでしょうか

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ちなみにですが、僕はMoMAにコレクションルームを持つ、というとてもミーハーで現実離れした夢を持っているのですがコーポレートコレクションとして持てたらどんなにいいか、と最近思っています

 

Monday, October 12, 2009

セールスフォースのシステム活用法 クラウドフォース②

クラウド恐るべし
 
最近サービス開始に向けてシステムを構築しています
 
大きく4つのシステムが必要でざっっくりと要件定義したうえでSIerの方と話をしたところ、400~600万円程度で、開発開始から3ヵ月後くらいにはテストが行えるだろう、という見積が返ってきました。
 

同じ内容のものをセールスフォースのアカウントエグゼクティブと話したところ

なんとイニシャルコスト0円、ランニング20万円/年でした。それもキックオフの1週間後、2回目のミーティングまでにはテストページを作ってくれていました
 
セールスフォースの価値


 
セールスフォースの強みはDBの自動処理とDBの紐づけ、のようです。インターフェイスや中の構造は自由に、かつボタン一つで設計し、作ることができるようです。
 
その上で、処理されたデータを見える化(グラフなど)し共有できる。
 
つまりセールスフォースの価値は以下の2つのようです
 
①DBの処理、紐漬け
②DBの見えるか、共有

セールスフォースの使い方
 
多くの企業はセールスフォースを使うときデータの見える化による業務効率向上を目的として導入していると思います。上でいくと②ですね。セールスフォースの売り込み方も「営業支援ツールの導入」ですし。


 
しかし、スタートアップの場合はこちらよりむしろ①の方が大きな助けになります。

①の活用により、

・簡易のERPの構築
・メインサービスのシステム構築

などをたったの数十万円でできます。これまで導入には数千万円以上の投資が必要になり、中小では持つことができなかった大きなシステムをイニシャルコストをかけずに構築できて、さらにテストを行うにもサーバーもいらなければ大規模な調整も不要になる
 
まさに夢のサービスです
 
SVではWebサービス開発のためにアマゾンのEC2/S3がスタートアップの強い味方になっていると聞きます。しかし我々、文系のスタートアップ(?)は高度なシステムを作ることはできません。
 
できることは新しい「仕組み」を構築することです。そして、仕組みをスケール刷るためにはコンピュータシステムは不可欠です。セールスフォースは、資金力も開発力もないスタートアップがスケールするための大きな助けになるかと思います
 
ベンチャーの皆様、ぜひ導入を検討してみては?
 
 

Sunday, October 11, 2009

シルクドソレイユ ZED

シルクドソレイユ@ディズニーに行ってきました。
 
すごい!!!
 


最初から最後まで口が開きっぱなしでした。
 

 
元オリンピック選手がフツーに演じてます。
完全に人間離れした動きでした。
 


そして、衣装や演出が素晴らしい!!!
ほんと、綺麗でした。
 


ストーリー性や音楽の演奏もあって、
オペラ × サーカス × ブロードウェイ
なんですかね。
 


ディズニーシーより夢の国でした
オススメです 
 
(写真は公式webサイトからとってきてます)
 
 
ちなみに、、、一昔前話題になった
「ブルーオーシャン戦略」というINSEADの教授が書いた経営本のケーススタディーとして取り上げられてました
 
“シルクは一般のサーカスとも、伝統的なパフォーマンスとも趣が違い、ライバルの動静にはまったく関心を払わなかった。従来は、課題によりよいソリューションを見出して、つまり、より楽しい、より心躍るサーカスを提供して、ライバルの上を行こうという考え方が主流だったが、シルクはサーカスの楽しさと興奮はもとより、パフォーマンスとしての知的洗練度、豊かな芸術性をも追求して、課題そのものをまったく新しく設定した。こうしてパフォーマンスやサーカスの垣根を打ち破り、サーカス愛好家だけでなく、サーカスには関心のなかった大人の観客についても理解を深めたのである”

 
何よりも見る人をワクワクさせるショーでした。
こんなサービスを自分も作っていきたいなー
 

 
 

Tuesday, October 6, 2009

「あちら側」の世界の人

先日友人の紹介で梅田もっちー的にいうと「あちら側」の世界 の人にお会いしてきました
 
学生時代に

ミルクカフェ
 

 
したらば掲示板
 
を作ったそうです。しばらくは会社勤めだったみたいですが、最近独立されて
 
nanapi

というとてもインターフェイスがナチュラル(?)ないい感じのサイトを立ち上げたようです。

抜群のあちら側センス
 
作ったサービスや機能で、自分がいいなーと思ったものではずしたことがない、とおっしゃっていました。逆にユーザーの声を吸い上げて作ってみたサービスは結構、ウケがよくないものが多かったらしいです
 
アンケートやインタビューから出てくる生の声は以外に当てにならないと。ネットのように、まだない全く新しい機能だとユーザーの中でも何が欲しいか中途半端にしか定まらないんでしょうね
 
一方で、ユーザーとしてあちら側の世界の人間を知り尽くしてて、かつ自分自身もその最先端をいっているから、ユーザーが何を欲しているかを知っているみたいです
 
驚いたのが、サービスを本格的にローンチして1ヶ月で100万PVを超えたようです。それも聞いてみるとマーケティングをしっかりてました。どこで何をすれば感度の高いユーザーにリーチできるかを完璧に把握してたからこそなせる業なんでしょうね。
 
そしてTwitterとライブドア、恐るべしでした。
 

わくわくスピード
 
企画書を一日で書き上げて(結構しっかりしたモノでした)
 
2週間後にはβサービスを公開、
 
機能の追加も3日くらいでやってのけちゃう、
 
お手本のようなスタートアップのスピード感を持った会社でした
 

誰のポケットにお金がある?
 
ウェブサービスでよくあるのはお金の取り方がわからない!ってパターンですよね。結局取り方わからないからユーザー課金するか広告収入取るかに落ち着いてしまう。
 
でも実際に広告収入で成功してるウェブサービスなんて1%ないんじゃないんですかね(ものすっごい感覚ですが)課金にしろ相当スバラシイサービスじゃないとなかなかできないでしょ。ケイタイに比べると難しい気もします、カード決済だし、無料サービスで優良なサイト多いし。
 
ここでも、しっかりとビジネスモデルがありました。広告でも、課金でもない。コンテンツを売るという発想
 
そんなこんなで

いやー、あちら側の世界でのビジネスって、あちら側のセンスを持ってないと難しいんだなーとつくづく実感。そして、あちら側の凄い人をみてちょっとにやけてしまいましたw