Tuesday, December 15, 2009

プレゼンテーション Zen

 
年末、やることは多々あります。膨大に書き出されたTask Listに向かうと、終わるのか多少不安もあります。
 
が、やっぱり本は読まないと。
 
というつもりはなかったんですがOAZOの丸善にふらっとよってしまったが最後、数時間立ち読みして、しまいました。何を思ったか、勝間和代の本などを読んだりもしてしまったんですが。。。
 
勝間和代の本。個人的にはあまり好きではないのですが、言ってることにはとても納得感はあります。過去の成功体験を自分で作ったフレームワークに当てはめ、一般化する手法は、見習いたいものです。彼女の本は何がいいって、メッセージがシンプルなので10分あればほぼ読めて理解できるところです。
 
勝間和代はおいといて、2冊いい本に出会いました
 
・ Presentation Zen
 


アップルでエバンジェリストを務めていたガイカワサキの本です。ガイの " The Start Of The Art"(邦題は起業完全マニュアルと何ともイケてない)は私のバイブルです
 
プレゼンテーションのハウツー本です。が、コンサルで習ったスライドの書き方とは180°方向性が違います。ポイントは


① スライドはあくまで演出の1つ、
  それだけでは言いたいことは伝えられない

② ヴィジュアルは重要な構成要素。
  メッセージとの整合性のとれたピクチャーを大胆に利用すべき

③ デザインがすぐれていることは
  メッセージを伝える上で重要
 
 
コンサルのスライドは観ていてわくわくすることはありません。もちろん数千万ってフィーをもらって分析してその結果を伝えるものだから、ファクトをしっかり伝えることに注力すべきなので味気のないグラフとスキーム図(構造解説図)がメインになるのはわかります。ただ、強いメッセージを持つプレゼンの場合はPresentation Zen 的手法は非常に効果的だと思います
 


 

・Free
 

 
クリス・アンダーソンは”ロングテール”の著者です。こっちは立ち読みでは読み切れなかったので購入。Freeってタイトルだから無料で配布してるのかなーと思ったらしっかり1900円しました。。。

Webサービスの一番のネックはマネタイズですが、この本は無料サービスを上手につかってマネタイズする戦術を体系的にまとめている・・・らしいです
 
ユーザーの行動心理がリアルの世界と全く異なるWebの世界で、どうやって永続的にいいサービスをユーザーに提供し続けるのかを示してくれる1冊なのではと期待してます。いいアイディアがあればどんどん活かしていきたい
 
 
 

2 comments:

Leolio said...

丁度その2冊Amazonで注文したとこだわw
あまりの偶然にびっくり。

zenは面白そうだよね、かなり。ガイさんの黄色いマニュアルは積読になってるけど…

yasukane said...

Amazonで見たらPresentation Zen購入者の10%がFree買ってるみたい。
 
うちの取締役も昨日はなしてたら両方買おうとしてたって
 
黄色いマニュアルは貸すよー
必読本っすよ